ついに井原西鶴に手を出してしもうた…

 井原西鶴は実は浪人時代に読み出して、20才になるまでに『日本永代蔵』と『世間胸算用』の完訳をやったことがあるのですよ。

 何も知らず、よくもあんな真似ができたものだと、我ながら呆れます。

 しかも毎晩、酒を飲みながらやってたんだもんねえ。

 今回は、全く違和感もなく、スタスタとやっつけてしまいました。

 会話文は織田作之助の中途半端な訳文を見つけ、面白いので入れたら「気持ち悪い」と言われた。

 これは誰にでも読めます。

 乞うご期待。