誰も彼もインフルエンザで、授業がパタパタと中止になり、思わぬ時間ができて久しぶりの映画館へ。
スウェーデンのベストセラー小説のコメディだと聞いて、期待して行ったのに、腐れ映画だった。
子供の頃から爆弾を作るのが大好きだったという老人が、100年のあいだに色々な歴史的事件に関わっていくというアイディアで、 ”フォレスト・ガンプ” の爆弾魔編といったところ。
マンハッタン計画で、 “軽く” 原爆製造にかかわったり、悪意もなく ”うっかり” 人を殺したり、こんな物を見て笑える人間がいるのだろうかと思っていると、後ろから本当に嬉しそうな笑い声をたてている男の声がした。病んでいるよなあ。
”ゴーン・ガール” にすれば良かった…。
スウェーデン人は、携帯投げコンテストや、エア・ギター・コンテストなど愉快なことを考える人々だと、ちょっと尊敬していたのに、そのイメージが全て吹き飛んだ!
100まで生きて、こんな人生観しか持てぬなら、生きていくことはちっとも素晴らしいとは思えない。
年末だというのに、全く年寄りに失礼なイヤな映画を見てしまったものだ。
予告編に中島みゆきのライブ・ビューイングが少し流されて、まあそれを見たのを良しとしよう。
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