映画『博士と彼女のセオリー』

 原題は Theory of everything なのに、邦題はなぜ ”博士と彼女の” という限定になったのだろう。

 昔からホーキング博士は大好きだった。

 文句なく、生きる意欲と、それを支える脳に感動するからである。

 20代で、後2年と宣告された命が、その後結婚して、子供は3人。現在は73才になった。

 最後の場面で、博士が、

「Where there is a life, there is a hope.」

 と言ったが、いや、それは逆でしょう。

 車椅子になって話せなくなってからも、妻以外の女性を求めた能力に脱帽します。

 同じ病人なら、こんな病人になりたいことだ。

 博士、いつまでもお元気で。人類の科学のために。