映画 Kingsman を見る

 歌姫からメールが来て、「とっても面白かったので是非」というので見に行く。

 連休で混んでいるとイヤだなあ~と、インターネットで予約して行ったのだが、座っていると「その席、私のですが…」と言われ、チケットをよく見てみれば、翌日のチケットだった!!

 満席になった時点でインターネットの画面は自動的に翌日のものに切り替わるのだそうな。

 …とはいえ、既にモギられちゃってるし、係員に申し出たら、同じメにあった中年カップルがいた。「では、こちらにどうぞ。」と案内されたのが車椅子席(4席ある)で、満席の映画館で隣が空席という超ラッキー!!

 イギリス人のユーモアってば…!!という感想。歌姫ってホント、性格いいわ!という感想。三石は春画展を「とっても良いので見に行って」と勧めることは何でもないが、Kingsmanを「とっても面白かったので是非」とは恥ずかしくて言えない。そういう意味でメタホドスで紹介しなかった物は相当ある。

 この映画、相当にイヤらしいです。

 最後に人間の頭がひとつひとつ爆発して花火のように打ち上がって行くのは、イギリス人のユーモア。絶対に起こらない絵空事なのでユーモア。これが毎日ドンパチやっているアメリカ人が見たら、とてもイギリス人のようにワハハ…とは笑えないだろうな。(B.G.M.は”威風堂々”)

 面白かったのは、スパイとして養成される若者が犬を飼わされて、その名がJ.B.

指導官が「ジェームス・ボンドか?」と訊くと、「いや、ジャック・バウアー」だって。教官は「そうか…」とションボリした。思わず笑い声が出た。